米、ミャンマー軍総司令官ら10人と3団体に制裁 追加行動の用意も

2021/02/12 更新: 2021/02/12

[ワシントン 11日 ロイター] – 米政府は11日、ミャンマーでクーデターを主導した国軍のミン・アウン・フライン総司令官ら個人10人と3団体を対象に制裁を発動した。

イエレン財務長官は声明で「2月1日に起きたクーデターはミャンマーの民主化と法治への移行に対する直接的な攻撃」とし、「ミャンマーの軍が針路を変更しなければ、米国には追加行動を取る用意がある」と警告した。

今回制裁が発動された団体はひすいや宝石関連セクターの企業で、国軍が支配する複合企業は制裁対象とならなかった。

ホワイトハウスは、今回の制裁を恒久的な措置にする必要はないとし、ミャンマー国軍に対し、民主的に選出された政府の権限を復活させ、拘束中の政府高官らを解放し、平和的な抗議行動に対する暴力をやめるよう呼び掛けた。

Reuters
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