[オタワ 4日 ロイター] – カナダのトルドー首相は4日、中国の人権問題を巡り、2022年の北京冬季五輪は関係国が中国に圧力をかける機会になると述べた。
各国が団結しなければ中国は態度を変えないだろうとし、11日から開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)で問題を提起する考えを示した。
地元紙トロント・スターとのインタビューで、「中国にとっては、米国など一国だけの主張を無視するのは簡単だろう。しかし、国際社会が一緒になれば、影響を計り始める」と述べた。
トルドー氏は五輪不参加に触れなかった。カナダのオリンピック委員会は、中国に人権問題での対応変化を迫ることにならないとして、ボイコットに反対している。
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