AIサービスを提供するSELF社は同社のアプリ利用者に対して、新型コロナワクチンに関するアンケート調査を行った。それによると、接種していない人に対する設問で、接種2回目の副反応が「つらかった」と回答した人が63%で、1回目の36%よりも高かった。
計6533人が調査に回答した。「ワクチンを打ったかどうか」について、2回接種完了者が50.5%で、打っていない人が31.8%、一回だけ打った比率は17.7%だ。年代別で見れば、若年層ほど、2回接種の比率が少ないことが明らかになった。
「1回打った」を回答したユーザーに「ワクチンの副反応」を聞いたところ、「つらかった」と回答した人が36.0%で、副反応が出ない人が57.4%だった。2回打った人に副反応を尋ねたところ、「つらかった」と回答した人が63.0%だった。また、若年層のほうが副反応がより強い反応を示したことが明らかになった。
ワクチンを打っていない理由について、28.2%の人が「予約したけどまだ」と回答し、「打ちたくない」が25.5%、「それ以外の理由」が20.6%、「予約が取れない」が13.5%、また「事情により打てない」が12.2%だった。
若年層(10代以下・20代・30代)で打っていない人は、「予約したけどまだ」の比率が一番高かった。高齢層では、「打ちたくない」の割合が高かった。
首相官邸ホームページによると、11月2日時点で新型コロナワクチンの接種率は1回の接種者は約77.5%で、2回接種完了者は約72.0%となっている。
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