トランプ氏 新たな米国疾病対策センター長を指名

2026/04/17 更新: 2026/04/17

トランプ米大統領は4月16日、米国疾病対策センター(CDC)の新たな局長を指名したと発表した。

トランプ氏はTruth Socialへの投稿で、上院の承認を条件として、エリカ・シュワルツ博士がCDCを率いることになると述べた。医学博士号、法務博士号、公衆衛生学修士号を持つシュワルツ氏について、トランプ氏は「信じられないほど有能」であり「スター(STAR)」であると評している。

シュワルツ氏の経歴には、米軍の医師、沿岸警備隊の最高医療責任者、そしてトランプ政権1期目における副医務総監が含まれる。

トランプ政権2期目において、CDCに常任の局長が在籍していたのは約1か月間に過ぎない。トランプ氏は2025年8月27日、上院が承認してからわずか約4週間でスーザン・モナレス氏を解任した。これは、ワクチンを巡るモナレス氏とロバート・F・ケネディ・ジュニア保健福祉長官との対立を受けたものだった。

最近では、国立衛生研究所(NIH)の責任者であるジェイ・バタチャリア博士がCDCのトップを兼務していた。

CDCの親機関である保健福祉省(HHS)のチーフ・カウンセラー、クリス・クロンプ氏は、当局が「組織への信頼を勝ち取り、改革を推進し、大統領のCDCに対するアジェンダを実行できる並外れたリーダー」を探していたと述べている。当局は、コロナ禍での対応を「失策」と位置づけている。その反省に基づき、CDCを「感染症から国家を守る」という本来の役割に立ち返らせる考えだ。

シュワルツ氏が就任するには、上院保健委員会において全共和党議員、あるいは一部の民主党議員からの支持を得る必要がある。同委員会は数か月にわたり、ケイシー・ミーンズ博士の医務総監への指名を留保している。

また、トランプ氏は4月16日、CDC局長を支える新たな指導部チームについても発表した。メンバーは以下の通りである。

ショーン・スロベンスキー氏(元ウォルマート幹部)

ジェニファー・シュフォード博士(テキサス州保健局長)

サラ・ブレナー博士(現食品医薬品局(FDA)当局者)

トランプ氏は、「バイデン政権下のCDCは『強制』ばかりを重視し、まさに悲惨な状況だった」と批判。その上で、「今回指名した医師たちは、知識・経験・学位のすべてを兼ね備えており、CDCの科学的信頼(黄金基準)を取り戻してくれるはずだ」と記した。

さらに、「彼らは一丸となって、我々が『アメリカを再び健康で偉大にする(MAKE AMERICA HEALTHY AND GREAT AGAIN)』歩みを続ける中で、CDCを導くという素晴らしい仕事をしてくれるだろう」と続けた。

ケネディ長官はX上で、新たなCDC指導部の選出に感謝の意を表明した。

「CDCにおける信頼、責任、そして科学的誠実さを回復し、本来の使命に戻すために共に働けることを楽しみにしている」と彼は綴っている。

メリーランド州に拠点を置く大紀元のシニアリポーター。主に米国と世界のニュースを担当。