トランプ氏 司法長官にトッド・ブランシュ氏を指名

2026/06/09 更新: 2026/06/09

トランプ米大統領は6月8日、司法長官代行のトッド・ブランシュ氏を同職に正式に指名した。

ホワイトハウスはオンライン上の短い更新情報でこの指名を発表したが、追加の本文はなかった。

トランプ大統領は先週、ホワイトハウスのローズガーデンでのイベントで、ブランシュ氏を指名したいとの意向を示していた。

ブランシュ氏は、前任のパム・ボンディ氏が4月2日に解任されて以来、代行を務めてきた。トランプ氏は当時、ボンディ氏は近く発表される「民間部門での重要な新しい仕事」に移ると述べていた。その後ボンディは、甲状腺がんと診断され、治療を受けていることを明かした。

彼の就任には米上院の承認が必要であり、ブランシュ氏が承認されるには上院議員の単純過半数の支持が必要となる。現在、共和党は53対47という僅差で上院の過半数を握っている。

ブランシュ氏はトランプ氏の第2期政権発足時から司法副長官を務めており、その間、司法省を通じて移民法の執行を主導し、性犯罪者ジェフリー・エプスタインに関連するファイルの公開を監督した。

それ以前、ブランシュ氏は2024年のニューヨークでの陪審裁判において、トランプ氏の個人弁護士として弁護に携わっていた。この裁判でトランプ氏は、ビジネス記録を改ざんした複数の罪で有罪判決を受けている。これは2016年の選挙中に行われた支払いについて、検察側が「名目を偽って記載されたものだ」と主張していた件に絡むものである。

ブランシュ氏はまた、ニューヨーク州南部地区の連邦検事として勤務した経験もあり、その後はキャドワラダー・ウィッカーシャム&タフトやウィルマーヘイルなど、複数の著名な法律事務所に所属していた。

上院司法委員会の委員長であるチャック・グラスリー上院議員(共和党、アイオワ州)は、6月8日の声明でブランシュ氏の指名を支持し、ブランシュ氏は同職に「十分な資格がある」と信じていると述べた。

グラスリー議員は、「私はブランシュ司法長官代行と1年以上緊密に連携してきたが、彼の透明性への取り組みと法執行機関への支援を高く評価している」と述べた。

「ブランシュには十分な資格があり、我が国の法と秩序を回復することへの献身的な姿勢を示してきた。ブランシュの指名を処理するための上院司法委員会の作業は、すでに進められている」

上院司法委員会の筆頭委員であるディック・ダービン上院議員(民主党、イリノイ州)や、アダム・シフ上院議員(民主党、カリフォルニア州)を含む民主党議員らは、ブランシュ氏の指名に反対した。

シフ議員はXへの投稿で反対の意を表明し、ブランシュ氏がかつてトランプ氏の弁護人を務めていた役割を指摘した。

シフ氏は、「トッド・ブランシュはどんな時もトランプの私的な弁護人であり続け、アメリカ国民のために尽くそうとはしなかった。上院は彼の承認を絶対に阻止すべきである」と述べた。

米国とアジア太平洋地域のニュースを担当するフリーライター。
エポックタイムズ記者。主に議会に関する報道を担当。
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