中国広西・百色市で事実上の都市封鎖、400万人が対象

2022/02/07 更新: 2022/02/07

中国・広西チワン族自治区百色市は7日から、中共ウイルス新型コロナウイルス)感染者の急増を受け、全市民400万人に対して自宅での隔離を求めた。事実上の都市封鎖措置である。

中国メディアによると、同市では6日に新規感染者37人が確認され、前日の6人から急増した。

スーパーや薬局、病院を除き、市内の教育機関、交通機関などの運営や営業、操業すべてを停止する。飲食業には、デリバリーサービスだけを許可する。市民は生活必需品を購入する場合、またはPCR検査を受ける場合を除いて、外出を禁止する。

国営新華社通信によれば、市は「無断で外出し、または集まり、隔離管理規定に違反する市民に対して処罰する」と警告している。

中国ではわずかな感染でも都市封鎖措置に踏み切るゼロコロナ政策をとっている。昨年12月23日から1300万人の人口を抱える陝西省西安市を封鎖した。期間中、食料品の不足や妊婦の死産などの問題が起きており、市民からの批判が殺到した。

(翻訳編集・張哲)
 

関連特集: 中国