中国の元企業家が中共を批難 「共産党は良いことばかり言い尽くし、悪事をやり尽くす邪悪な政権だ」

2025/08/18 更新: 2025/08/18

元中国上海の企業主である曹傑氏は、中国共産党がもたらした新型コロナウイルス(中共ウイルス)の真相を伝えたことにより、中共警察に逮捕され、暴行を受けた。曹氏は「共産党は良いことばかり言い尽くし、悪事をやり尽くす邪悪な政権だ」と述べ、より多くの中国人に中共から脱退し、共産党の支配から脱するよう呼びかけている。

上海出身の企業家である曹傑氏は、かつて不動産会社を経営しており、一日の収入が1万元(約20万円)に達したこともあった。彼は、2019年12月31日、中共ウイルスの流行が始まったことを知ると、すぐにグループチャットに感染症の情報を投稿し始めた。真実を伝え続けたため、SNSアカウントは何度も凍結され、2020年6月、上海市宝山区の中共警察に逮捕された。

曹傑氏は警官と議論しようとしたが、警察は完全に無視し「私に従い、二度と発言するな。特に、公式メディアが言っていないことは一切言うな」と命令し、いきなり彼を蹴り飛ばすと、殴る蹴るの暴行を加え、骨折させたという。

曹傑氏は、それ以来、警察のいわゆる“正義のイメージ”は心の中で完全に崩壊したと述べた。

また曹氏は「中共が情報を封鎖しなければ、もっと多くの命を救えたかもしれない」と述べた。2022年11月、曹氏の一家4人は上海で「白紙運動」が起きた時、抗議活動に参加した。

曹氏は中共はこうした弾圧だけではなく、三年の困難な時期(1958年の大躍進政策を指す)に、4千万の人々を餓死させるという罪を犯した歴史の真相までも隠していると指摘した。

さらに曹氏は「以前は『全心全意で人民に奉仕する』と言っていたが、今では『共産党は良いことばかり言い尽くし、悪事をやり尽くす存在』だと言っている。世界中の良い言葉はほとんど共産党が自ら言い尽くしたが、世界中の悪事も、共産党は一つ残らずやっている。口では『人民に奉仕する』と叫びながら、実際にやっているのは人民を搾取し、民衆の財産を奪う行為ばかりだ」と指摘した。

曹氏は、中国14億の民衆に、一刻も早く真相を見抜き、中共を脱退して、共産党の支配から脱することを呼びかけている。

「私も中国で生まれ、中国で育った。私はこの土地と、そこに暮らす人々を愛している。しかし、この政党を愛してはいない。私は非常に明確に理解している。中共は中国ではなく、中国は中共ではない」

曹氏は以前からよくネットの検閲をかいくぐり、数多くの中共が隠している真実を知った。法輪功を修煉している人が善良な人々であることも理解していた。彼は「真・善・忍」はどこの国においても、人が持つべき優れた美徳であると語った。

「中国で、多くの人々が法輪功を修煉し、その結果投獄され、拘留され、残酷な迫害を受けている。人体から臓器を強制収奪するという残虐な行為は、正常な人類の認識を完全に覆すものであり、どの国、どの組織、どの個人にとっても許されるものではない」

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