ウクライナに対するロシア軍の攻撃が続くなか、岸田文雄首相は国家安全保障会議(NSC)の4大臣会合を開いた。ロシアを強く非難するとともに、関係省庁に対し情報把握と在留邦人の安全確保に努めるよう指示した。NSCの開催により予算委員会は一時中断した。
岸田首相は会合後の予算委員会で、「ロシアによる侵攻は力による一方的な現状変更を認めないという国際秩序の根幹を揺るがすものであり、ロシアを強く非難するとともに、米国をはじめとする国際社会と連携して迅速に対処していきたい」と述べた。
首相はまた、関係省庁に対してウクライナ在留邦人の安全確保と情報収集、情勢の把握に努めるよう指示した。
ロシア軍による武力攻撃が始まったことから、政府は官邸に設置していたウクライナ情勢に関する官邸連絡室を官邸対策室に格上げした。
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