[ワシントン 4日 ロイター] – 米エネルギー省当局者は4日、ウクライナ南東部にある欧州最大級のザポロジエ原子力発電所で起きた攻撃で、ロシアが原子炉を攻撃した証拠を確認していないと述べた。さらに、発電所の攻撃には小型の武器が使用されたもようという認識を示した。
ロシア軍は4日未明、ザポロジエ原発の一帯を攻撃し、原発の近くにある訓練用建物で火災が発生。その後、原発はロシア軍に占拠された。
エネルギー省の核エネルギー担当のフルビー次官はMSNBCに対し、米政府はザポロジエ原発で放射能漏れや原子力事故につながるような損傷は確認してないと強調。放射線量は「正常な水準」と報告されているとした上で、米政権はいかなるシナリオに対しても十分な用意が整っていると感じていると語った。
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