[ソウル 1日 ロイター] – 米韓当局者やアナリストらは、北朝鮮が近く核実験を行う可能性を示す兆候が強まっていると指摘している。核実験実施なら2017年以来。
米当局者2人はロイターに対して、北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の近くで動きがあるなど、何らかの実験の準備をしている可能性があると指摘。ただし、実験の具体的な時期は不明としている。
韓国軍当局者も、核実験で使用する坑道の一部を復旧する作業を補足していることを確認した。
米国防総省のジョン・カービー報道官は、新たな実験の可能性を懸念しているとコメント。今週の記者会見で「実験をするたびに何かを学ぶ」とし、北朝鮮が軍事力を高める機会になると警戒感を示した。
アナリストは、北朝鮮が実験を行えば、核弾頭の小型化と信頼性向上という目標達成に近づくことになるとしている。
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