中国武漢、心臓移植手術までわずか4日 

2022/06/13 更新: 2022/06/15

中国武漢の病院で、心臓移植を希望する患者がわずか4日後に手術を受けたと報じられた。

中国メディア「澎湃新聞」などによると、甘粛省蘭州市に住む男性は4月8日、心筋梗塞のため病院に搬送され、心臓のステント手術を受けた。だが、その後、症状が悪化し、同月28日に再入院し、心機能と呼吸機能を代替する装置、エクモ(ECMO)が植え込まれた。ただ、心臓の大部分の筋肉がすでに壊死していたため、移植手術が必要と医師は診断を下した。

男性は5月6日、中国トップクラスの心臓移植実績をもつ武漢協和医院に転院した。すぐに適合するドナーが見つかり、同月10日に移植手術を受けた。

協和医院は2020年6月、心臓疾患を抱える女性患者のために10日間で4つの心臓を調達し、手術を実施したことで物議を醸した。

日本で実習生として勤務していた孫玲玲さん(当時24)は同年6月12日、中国政府のチャーター便で武漢協和医院に搬送された。同月16日と19日に行われた組織適合性検査で、1つ目と2つ目の心臓は孫さんに適合しなかった。25日に新たに3つ目と4つ目の心臓が用意された。最終的に、病院側は4つ目の心臓を用いて移植手術を行った。ドナーは33歳の男性であるという。

中国メディアは当時、「中国ならではの奇跡」と手術の成功を大々的に取り上げた。

国際医師団体「強制臓器摘出に反対する医師の会(DAFOH)」の責任者の1人であるトルステン・トレイ医師は、手術までの期間が極めて短いことについて「想像を絶する」と大紀元に語った。

トレイ氏は、中国には需要に応じる臓器摘出システムがあるとの見解を示した。

国際NGO(非政府組織)「法輪功迫害追跡国際組織(WOIPFG)」が2021年4月4日に公表した調査報告書は、武漢協和医院が法輪功学習者を対象とする中国政府主導の強制臓器収奪に関与していると指摘した。

張哲
張哲
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