日台間の議員交流の窓口を担う議員連盟「日華議員懇談会」の古屋圭司会長は22日午前、台湾に向けて出発した。蔡英文総統や要人と会談する。中国共産党の軍事的挑発が続くなか、日台間の緊密な連携を確認する。
古屋氏は24日まで滞在し、蔡英文総統をはじめとする台湾の要人と会談する。知日家だった李登輝元総統の墓参りも行う。議連の事務局長を務める木原稔衆院議員も同行する。
出発に際し、古屋氏は「中国による軍事的挑発等、常軌を逸した行動は台湾のみならず東アジア全体の平和と安全を犯すリスクに直面」していると自身のツイッター上で発信した。
そして、「共通の価値観を持つ国々の緊密な連携が不可欠だ」と強調した。
今月初めにナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問した際に中国共産党は大規模な軍事演習を行うなど、地域の緊張感を高めた。また、複数発の弾道ミサイルを発射し、うち5発は日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾した。
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