ワクチン接種直後に死亡した人々の解剖で発見されたのは、mRNAスパイクタンパク質だけではなかった。死亡者の増加を、390,632,286,180分の1の確率で自然に発生するとの可能性を示す保険のデータセットと組み合わせると、これはファイザーとそのクルーにとって心臓を貫く短剣となる。
話の概要
- ファイザーのデータ安全監視委員会 (DSMB) のメンバーであるキャサリン・エドワーズ博士は、かってファイザーの有給アドバイザーだった。 DSMBは独立した機関であるべきで、そのメンバーが会社と関係があったとしたら、その機関の独立性は保たれない。
- ドイツの剖検では、接種直後に死亡した人々に「非常に異常な組織炎症」が見られ、調査員は、その炎症が致命的であると疑っている。さらに、彼らは、死亡者の組織にスパイクタンパク質を発見したが、SARS-CoV-2ウイルスに特徴的で重要な別のものを発見することはなかった。これは、実際、ウイルスが問題の一部ではなかったことを示唆している。スパイクタンパク質の唯一の可能な供給源はワクチンだった 。
- 約1,090 万人のドイツ人を対象とするドイツの健康保険会社 BKK のデータによると、新型コロナワクチン接種者の 2.05% が接種後に医療を求めたことが示されている。
- 7,200 万人のドイツ人を対象とするドイツ最大の法定健康保険データセットは、新型コロナワクチン接種の展開後、突然の予期せぬ死亡が大幅に増加したことを示している。
- 2022年12月13日、フロリダ州のデサンティス知事はフロリダ州最高裁判所に、新型コロナワクチンに関連してフロリダ州民に行われた犯罪と不正行為について大陪審による調査を同州全体で行うよう請願した。彼はまた、連邦政府の健康ガイダンスを分析・評価するための独立した公衆衛生公正委員会を設立し、フロリダにおける実施に備える体制を整えつつある。
公式の説明(一般的に信じられていること)に反して、新型コロナワクチン接種は安全性が実証されていない。動画番組「ハイワイヤー」のエピソード 298 では、デル・ビッグツリー氏がアロン・シリ弁護士にインタビューし、彼の会社が新型コロナワクチン接種命令を覆すためにさまざまな訴訟を起こしたことを聞き出した。
シリ弁護士氏は、ファイザーのデータ安全監視委員会 (DSMB) の委員を務めた世界有数のワクチン学者であるキャサリン・エドワーズ博士の最近の宣誓証言について説明している。5人のメンバーからなるこの委員会は、ファイザーのワクチン接種の安全性を監督している。DSMBは独立した専門家グループであると想定されており、その責任は、臨床試験中の患者の安全性と治療効果のデータを監視することである。
独立しているとは言い難いファイザーの安全監視委員会
シリ弁護士が指摘するように、DSMB は独立した機関と捉えられているため、委員会のすべてのメンバーが利害相反の可能性がなく、評価する対象となる製薬会社から厳格に独立していることが非常に重要である。
エドワーズ博士の場合、今回DSMBのメンバーとしてファイザーに雇われる前はファイザーの有給アドバイザーだった。エドワーズ博士によれば、この事実は無関係であり、事前の関係は彼女が委員会で行う仕事には影響を及ぼさなかったという。
「私は自分の専門知識に基づき信じていることを主張する」と彼女はシリ弁護士に語った。「では、金銭的インセンティブが人々の判断を左右するとは思わないのか?」とシリ弁護士が尋ねたところ、「それは私の判断を揺るがすものではない」と彼女は答えた。「では、なぜ独立したDSMBを持っているのか?」「なぜファイザーは従業員の一部を参加させないのか?」とシリ弁護士が尋ねた。
「私たちは独立した存在なので、この評価においても、ファイザーから独立しているのだ」と彼女は答えた。しかし、独立した機関のメンバーが、かって会社と関係を持っていた場合、独立した諮問委員会はどのようにして「独立性」を確保することができるのだろうか?
もう1つの注目すべき情報は、新型コロナワクチン接種の臨床試験で発生した「多くの反応と有害事象」をエドワーズ博士が精査していたというコメントだった。一般大衆はまだ悪い反応はないと言われ続けている。彼女は何を見ていたのだろうか?また、「多くの反応」があったのなら、なぜ DSMB は安全上の懸念がないと結論付けたのだろうか?
もちろん、私たちは彼女が見ていた少なくとも一部を知っている。ファイザーの試験文書が公開され、そこには同社が「特に関心のある有害事象」 (30 ページから38ページを参照) として保管した9ページに及ぶ記録が蓄積されている。これには、2020年12月1日から2021年2月28日までの間に致命的な結果をもたらした1,223の有害事象が含まれている。
ファイザーの第3相臨床試験に携わった内部告発者も、データが改ざんされ、患者が臨床試験において盲検化(主観に基づく偏り『バイアス』を取り除くために行われる試験実施方法)されておらず、報告された副作用の追跡調査が大幅に遅れていることを示す証拠を提出した。これらの問題に DSMBが関係しなかったのはなぜだろうか? DSMBが独立していないためにこれらの問題が起きたというのが本当の理由ではないだろうか?
ドイツの剖検データが明らかにしたこと
2022年 12 月中旬の サブスタック(Substack) の記事で、「中西部のドクター」というペンネームで活動する匿名のライターがドイツの検死データを精査した。
ワクチン接種直後に死亡した人に見られる「非常に異常な組織炎症」の存在。著者が指摘したように、「新型コロナワクチン接種以前には、病理学者たちはこの現象を観察したことがなく、この炎症こそが致命的なものであると疑っている」
死亡者の組織炎症にスパイクタンパク質が存在する一方で、SARS-CoV-2ウイルスに特徴的な重要な別のものは存在していなかった。これは、ウイルスが問題の一部ではなかったことを示唆している。スパイクタンパク質の唯一の可能な供給源はワクチン接種にあった。
中西部のドクターによると、この件に関する最新の「最も決定的な」研究では、新型コロナワクチン接種後、20 日以内に死亡した35人が調査された。徹底的な検死解剖の結果、死亡者のうち10人は接種以外の原因で死亡したと判断された。
残りの25人のうちの大半が、一般的にワクチン接種に関連すると言われる原因で死亡していた。5人が心筋炎で死亡しており、接種に関連している可能性がある。これらの5つのケースのうち3つは心筋炎によって死に至っているが、その決定的な原因は新型コロナワクチン接種であると判断された。
中西部のドクターが指摘したように、「もし、ワクチン接種後に想定外の死亡が多数発生していることが証明されれば、これらの結果は、ワクチンに有罪判決を下す上で非常に重要だ」結局のところ、それはまさに超過死亡のデータが教えてくれることである。
ドイツ保険会社のデータが示す医師の診察の増加
中西部のドクターは、約 1,090 万人のドイツ人を対象とするドイツ健康保険会社BKKのデータも引用している。BKKの取締役の 1 人であるアンドリーズ・ショフベック氏は、データに特徴的なトレンドを発見し、ドイツ連邦保健省の機関であるポール・エーリッヒ研究所に送信した。しかし、新型コロナ検閲の時代にあって、罰せられない善行はない。ショフベック氏は、公衆衛生と安全に貢献した見返りとして取締役会から即座に解任された。BKK データセットは、新型コロナワクチン接種者の2.05%がワクチン接種後に医療を求めたことを示している。中西部のドクターは次のように続ける:
「この安全性に関する懸念の信号によって、保守政党であるAfD(ドイツのための選択肢)は、残りの保険データについてドイツの情報公開法(FOIA)に相当するものを申し立てるようになった」
「最近 AfD が入手したドイツの生命保険会社AOKのザクセン=アンハルト州のデータを分析すると、ワクチン接種キャンペーンの開始とともに、新型コロナウイルス感染症の疾患に関連する多くの状態が著しく増加していたことが明らかになった…5 倍以上に増加した状態は次のとおりだ」
「ドイツで保険を受けるすべての医師を代表する協会であり、利用可能な最大の保険データセットであるKBVに対してもAfDはFOIA要求を提出した」
最大規模の保険データが示す明らかな突然死の増加
ドイツ人7,200万人を対象とするKBVの大規模な法定健康保険データセットによれば、新型コロナワクチン接種の導入後、突然死や想定外の死亡が大幅に増加したことが明らかになっている。
以下のグラフは、データアナリストのトム・ラウゼン氏が行った記者会見で示したプレゼンテーション内容である(以下の動画はドイツ語だが、英語字幕で見ることが出来る)。この記者会見には主要メディアは一切出席していない。
中西部のドクターは次のように指摘している。
「…個人にとって、ワクチン接種キャンペーン後の健康状態の異常な変化を分析する一つの方法は、想定変動範囲からどの程度外れているかを評価することである…
上のグラフをざっと計算してみたところ、2021年の2016年~2020年からの増加率は37.7σ[シグマ]で、2022年は41.0σであることが分かった。これはかなり大きな値である。(偶発的事象の希少性は、σが大きくなるにつれて指数関数的に増大する)
ちなみに、7σの事象の自然発生率は1/390,632,286,180(10億年に一度と考えられている)である。(今回観測された高σの事象の発生確率については文献を見つけられなかった)。
この数字を見れば、これらの事象は「自然に起きたものであり、特段原因となる何かがあるわけではない」と主張するのは非常に困難である。この点に関して、安全性を確立するにはあまりに短い期間でワクチンが市場に投入されたとはいえ、そのプロセスに1年かかったことは幸いであった。
このタイムラグのおかげで、これらの変化が新型コロナウイルスやロックダウンのせいだという言い古された議論に反論することが可能である。これらの変化は2020年にしか起きなかったのだから … 」
心臓関連死の劇的な増加
ラウゼン氏は、心臓の問題に関連した四半期ごとのドイツの死亡者数のグラフを示した。これらのグラフの数値はすべて、心臓を原因とする「突然死」に該当するものだという。ご覧の通り、2021年第1四半期の心臓関連死亡率は前年比2倍以上、5年平均比では3倍近くになっている。
ワクチンの接種は、2021年初頭にはほとんど実施されていないため、両者に相関があるとすれば、心臓関連死亡は第2四半期まで増加しないはずだとの意見もある。しかし、他のデータでは2021年第1四半期の新型コロナワクチン投与量は急激に増加しており(下記グラフ参照)、相関がある可能性も無きにしもあらずだ。
また、全原因死亡率と同様、2020年の心臓関連死亡数は急増しなかったことから、2021年第1四半期に起きた死亡者数の上昇は新型コロナウイルス感染症とは無関係であることが示唆された。
データアナリストがワクチン接種の即時終了を要請
発表の最後にラウゼン氏は、新型コロナワクチンと死亡との相関関係が決定的になるまで、新型コロナワクチンを直ちに中止するよう求めている。また、次のことも要求している。
突然死した人全員を解剖して、この激増が何によるものかを特定すること。
死亡したすべての人の新型コロナワクチンの接種状況、および使用したワクチン名の記録を義務化し、これらのデータを定期的に公表すること。
ドイツ保健当局によるKBVデータの評価を直ちに行うこと。
ワクチン接種後に報告されている疾病の増加について、すべての医師および国民に周知すること。
ドイツの公衆衛生機関であるパウル・エールリヒ研究所とロベルト・コッホ研究所が保有する新型コロナ接種データとリンクさせたKBVデータを定期的に公開すること。
予防接種にマイナスの影響
新型コロナワクチン接種が安全ではないことに加え、モデルナとファイザーの予防接種は90日後には新型コロナウイルス感染症に感染しやすくなるという負の影響も持っている。
下の図に示すように、デンマークのデータでは、どちらの予防接種も3ヶ月後にオミクロン感染者が激増し、90日後のマイナス効果はファイザーが76.5%、モデルナが39.3%であることが判明している。
クリス・マーテンソン博士の一連のTwitter投稿
「ワクチン接種後、未接種の友人よりも頻繁に病気に罹っているという感覚は正しいものだ。唯一の合理的、科学的、倫理的、道徳的対応は、健康な50歳未満のすべての人に対して、#StoptheShotsNow を発信することだ。そうできなければ、儲け主義、政治、あるいは個人的な失敗である。あるいは、あなたが医者なら、暴行または殺人に該当する」
フロリダ州知事、大陪審の調査を要請
私は以前の記事で、米国における副作用と超過死亡率に関するデータをいくつか検証した。フロリダ州のロン・デサンティス知事は最近、それらのデータを踏まえて、私たちの多くが求めていたことを実行した。
2022年12月13日、フロリダ州最高裁判所に対し、新型コロナワクチンに関連してフロリダ州民に行われた犯罪や不正行為について大陪審が州全体の調査をするよう請願した。
知事のプレスリリースによると、
「製薬業界とFDAは、独立した研究者という理由で、患者レベルのデータを公開することを拒否した。
一方、ファイザーとモデルナが製造した新型コロナワクチンは、小児と成人患者向けにFDAの承認を得ており、たとえワクチンが感染防止していないとしても、安全かつ有効であるとして販売され続けている。有害事象はバイデン政権と大手製薬会社によって、最小限に抑えられ無視され続けている。
これを受けて、デサンティス知事は、新型コロナワクチンに関連するフロリダ州での犯罪と不正を調査し、さらに執行方法を推奨するために、州全体の大陪審を召集する請願書を提出した」
フロリダ州は独立した公衆衛生委員会を設立
デサンティス州知事はまた、ワクチン接種後の突然死の検死調査を実施し、専門研究者の独立グループである公衆衛生公正委員会を設立した。
この委員会は
「フロリダの公衆衛生政策が同州のコミュニティと優先事項に合致するよう、連邦政府の公衆衛生とヘルスケアに関する決定、勧告、指針を評価する… 」役割を与えられている。
フロリダ州公衆衛生局長官ジョセフ・ラダポ博士が監督するこの委員会は、以下のメンバーで構成されている。
- ジェイ・バタチャリヤ医学士・医学博士
- マーティン・クルドルフ医学博士
- トレイシー・ベス・ホエグ医学士・医学博士
- ジョセフ・フレイマン医学士
- クリスティン・スタベル・ベン医学士・医学博士
- ブレット・ワインスタイン医学博士
- スティーブン・テンプルトン医学博士
知事のプレスリリースには以下の内容が記載されている。
バイデン政権と製薬企業は現実の有害事象を無視し、執拗なプロパガンダによって、生後6ヶ月の子供たちを含む一般市民に引き続きmRNAワクチンを広く一般に普及させるよう働きかけ続けている。
本日の座談会では、知事と医療専門家が、重篤な有害事象に関するデータについて議論した。これらのリスクには、血液凝固障害、急性心筋梗塞、ベル麻痺、脳炎、虫垂炎、帯状疱疹などが含まれている。
「医療従事者は常に、臨床的に適切かつ倫理的な診療の基準を満たしつつ、患者に医療行為のリスクを伝えるべきである。バイデン大統領と大手製薬会社は、その実現を完全に妨げている。そんなことをすることは間違っている」と外科医長ジョセフ・ラダポ博士は述べた。
我々は、これらの新たな行動によって、新型コロナワクチンについて真摯なコミュニケーションを行ってこなかった勢力に対して光を当てる。
※原文は 2022 年 12 月 27 日に Mercola.com で公開されました。
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