[ワシントン 6日 ロイター] – 米国北方軍を指揮するグレン・バンハーク空軍大将は6日、中国のものとみられる偵察気球について、先月28日に米本土上空で発見されたものより前に飛来した可能性のあるものを米軍は検知していなかったと述べた。
オースティン国防長官は4日、米本土上空を飛行していた中国の偵察気球を東部サウスカロライナ州沖で撃墜したと発表した。
バンハーク氏は気球の大きさについて、高さが60メートル、重量は数千ポンドだったとし、「このような脅威を検知できなかったことは、領域認識のギャップがあったと言える」と述べた。
また、気球に爆発物が搭載されていた可能性について否定しなかった。
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