[アディスアベバ(エチオピア)/ワシントン 15日 ロイター] – 米国務省のプライス報道官は15日、前日に黒海上空でロシアの戦闘機と衝突し墜落した米軍の無人偵察機について、ロシア側の意図しない行為だった可能性が高いとの認識を示した。
プライス報道官はMSNBCのインタビューで「意図的でなかったという公算が大きいというのが、現時点での最善の評価だ。おそらくロシア人パイロットの技能不足の結果だったのだろう」と述べた。
米軍は14日、黒海上空の国際空域を飛行していた米軍の無人偵察機MQ9リーパーがロシアのスホイ27戦闘機と衝突し、黒海に墜落したと発表。プライス報道官はこの事件を撮影した映像があると明らかにし、公開するかどうか国防総省が現在検証していると述べた。
ブリンケン国務長官は訪問先のエチオピアで行った記者会見で、現在調査が進められているとし、現時点で背景にある意図や動機について語ることはできないとの見解を示している。
*動画を付けて再送します。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。