[ワシントン 25日 ロイター] – 2024年米大統領選への出馬を表明したデサンティス・フロリダ州知事は来週、共和党候補指名争いの鍵を握るアイオワ、ニューハンプシャー、サウスカロライナの各州を回り遊説を行う。
同氏の選挙陣営は30日から6月2日までに12カ所で演説や対話を行うと明らかにした。
30日にはアイオワ州で決起イベントを開催する。同州は候補指名獲得に向けて重要になる可能性がある。選挙対策幹部は指名争いの緒戦の舞台となるこれらの州で勝つために時間を費やすと話した。
デサンティス氏は25日のラジオインタビューで、出馬を表明した起業家イーロン・マスク氏とのイベントについて、500万人以上のリスナーを集めた「世界最大のニュースだった」と述べた。
同氏の陣営によると、出馬表明を受けて1時間で100万ドル、24時間で820万ドルの資金が集まった。
デサンティス氏は保守系テレビのインタビューで、自分の方がトランプ前大統領よりも選挙に強いと主張。「現時点ではトランプ氏を支持する有権者の数には限りがあると思う。本選になったら私の方が潜在能力で上回る」と語った。
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