[7日 ロイター] – 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は、東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出が国際的な安全基準に合致していると結論付けた報告書について、携わった専門家チームの1人か2人は懸念の声を上げた可能性があると明らかにした。
ロイターのインタビューで、4日発表の報告書について専門家の間で意見の相違はなかったのかという質問に「あったと聞いている。ただ、われわれが公表したものは科学的に非の打ちどころがない」と語った。
報告書にはオーストラリア、中国、フランス、韓国、米国などの専門家11人が関わった。
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