高速鉄道の駅で男性が列車に飛び込み「死亡」 ホームにいた子供が目撃=中国 山東

2023/09/06 更新: 2023/09/05

4日午前8時まえ、山東省滕州(とうしゅう)の高速鉄道駅で、男性がホームに入ってきた列車に飛び込んだ。男性は、現場で死亡が確認された。自殺とみられる。

中国メディア「新京報」によると、現地救急センター(120番)に第一報が寄せられたのは午前7時56分(現地時間)だった。

飛び込みの瞬間を捉えた動画がSNSに拡散され、多くの中国メディアがこの事故を取り上げている。この話題は、中国SNSのホットリサーチ入りしており、注目を集めている。

男性が飛び込む様子を、同じホームで列車待ちしていた幼い子供2人が目の前で目撃している。SNS上には「この子たちにとって、一生の悪夢になりそうだ」とする嘆きが広がっている。

このほか「飛び降りた彼は、とても疲れる人生を送ってきたに違いない」「そこから飛び降りるのに、どれほどの勇気が必要なことか」「だけど、死ぬ勇気があるのなら、人生をやり直せるのではなかったか」など、この衝撃的な出来事に、さまざまなコメントが寄せられている。

なお、電車への飛び込み自殺は、場合によっては、多額の損害賠償責任が発生する。本人が死亡していれば、相続した家族が賠償責任を負うことになる。

(閲覧注意、飛び降りる瞬間をとらえたSNS投稿動画はこちら

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
関連特集: 中国