[ワシントン 11日 ロイター] – 米連邦議会下院中国特別委員会のマイク・ギャラガー委員長(共和党)は11日、中国経済の減速に伴い中国が台湾に対して軍事行動を起こすリスクが高まるとの考えを示した。
バイデン大統領は10日、中国の経済問題は「危機だ」だが、それが中国の台湾侵略を引き起こすとは思わないとの考えを示した。
ギャラガー氏は外交問題評議会のイベントで、バイデン氏の見解に否定的な見方を示し、「中国が深刻な経済・人口問題に直面するに伴い、習近平国家主席のリスク許容度が高まり、予測不可能になって非常に愚かなことを行う可能性が出てくる」との見方を示した。
中国抑止の最善策はハードパワーへの賢明な投資だと述べた。ギャラガー氏はこれまで、台湾への武器供与強化や中国軍と関係のある企業への米国資本の流入を禁止するよう訴えてきた。
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