中国交通運輸部は、運行コストをカバーするためにバス運賃を調整する意向を表明した。最近、中国の複数の都市では、バス運転手が街頭に集まり、給与支払いを求めている。
一部の意見では、中国共産党(中共)は財政危機に直面しており、値上げを通じて経済的な負担を一般市民に転嫁しているという。
中国交通部運輸服務司の高博副司長は26日の記者会見で、各地の公共バスに補助金を交付するとともに、運行コストをカバーするために運賃を調整すると述べた。
文章家の黄金秋氏は、「中国政府が歳入不足になっている」と指摘した。
その理由について、第1に、外交がうまくいっていないから、外国からの注文が東南アジアに流れ、外国の資金が得られなくなった。
第2に、中共はばらまき外交で、海外に向けて大金をばらまいて、富を浪費してきたため、今は金がないからだと述べた。
「バス料金だけでなく、水道料金、電気料金も値上がりするだろう。国民が買えるものなら、すべて値上がりする。国民の手が出ないもの、例えば住宅とかは値下がりする」
「水道や電気は、すべての人が使うものだから、先に値上がりする。次に食糧、消費財、日用品だ。そして第3波はバス、地下鉄が高騰する可能性がある。バス料金のつり上げのもう1つの目的は、人々に車を買わせることだ」と黄金秋氏は語る。
上海の退職したエンジニア、王さんは、中共の財政は土地の売却に依存しており、現在は中国の不動産バブルが崩壊して、経済も崩壊していると考えている。
「中共の財政は底をつき、国庫はこれ以上資金を調達できない。不動産バブルが崩壊し、土地が売れなくなり、各地の財政が立ちいかなくなる。財政危機で、地方政府はもうすぐ運営できなくなり、インフレが起き、物価が10倍も高騰する。その価格上昇の要因は国民に転嫁される。それで運賃が上がる」
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