最近、中国本土で再び感染症の流行が広がっており、特に幼児の感染者が多い。河北省のある幼稚園では、クラスで20人の園児が肺炎に感染して病欠したが、たった3人だけが出席していると報じられ、インターネット上で物議を醸している。
インターネット上に出回っている動画には、3人の子どもたちが大人しく小さなベンチに座っている様子が映っている。説明文には、これは幼稚園の年中組で、クラスは全部で23人だが、肺炎のため休んでいて、この3人だけが出席したと書かれていた。
動画はネット上でホットな話題となり騒がれた。あるネットユーザーは、自分の子どもの幼稚園は、クラスの中ではたった1人だけが出席したと投稿したという。
「昨年ゼロコロナ政策が廃止された時と同じだった。娘のクラスには、数人しか出席していない」
「WeChatモーメンツには、幼稚園の担任の先生がいる。その先生のクラスは先週出席した園児はたった7人だったし、27日には5人、29日には3人まで減った」などのコメントも寄せられた。
別のネットユーザーは、遼寧省の子どもが6種類のウイルスに対する抗体陽性反応を示したという写真を投稿した。
子どもが6種類のウイルスに対する抗体陽性反応
新型コロナウイルス(私たち大紀元グループは「中共ウイルス」と呼んでいる)を含む混合感染、7種類のウイルスや細菌に対する抗体が陽性である人もいる。
パラインフルエンザウイルス、RSウイルス、肺炎マイコプラズマ、肺炎クラミジア、インフルエンザA、インフルエンザB、レジオネラ・ニューモフィラと中共ウイルス、7種類の病原体に陽性反応を示したというのだ。
また、一部のネットユーザーは、今年の健康保険の支出は大幅に増加し、月平均支出額は例年より340億元(約7140億円)上回ったと主張している。
「子どもはもちろん、多くの大学生も感染した」とも言われている。
中共が発表した公式データによると、2023年1~10月までの基本医療保険(出産保険を含む)の支出総額は2兆2531億3600万元に達した。職工基本医療保険(出産保険を含む)は1兆4157億300万元を支出した。そのうち883億9300万元が出産保険に使われ、都市・農村住民基礎医療保険基金は8374億3300万元を支出した。
今年3月、ラジオ・フリー・アジアは、中共は常にデータを隠蔽しており、2022年の中共ウイルスのパンデミック期間中、中共が健康保険にいくら支出したかを外界は知らなかったと報じた。
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