[マニラ 21日 ロイター] – フィリピンは21日、同国軍トップが日本の自衛隊の吉田圭秀統合幕僚長と会談し、南シナ海での攻撃に対抗することの重要性など「差し迫った地域の安全保障問題」について協議したとの声明を発表した。
声明によると、吉田統合幕僚長は、仲裁裁判所がフィリピンの主張を認め中国の主張を否定した2016年の判決を日本政府が支持していると発言。現状を変更する行動に強く反対すると表明した。
「今回の会談は、同じ考えを持つ国々との連携を強化し、ルールに基づく国際秩序と自由で開かれたインド太平洋地域の推進への支援を引き出すという(フィリピン軍の)決意を示している」とした。
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