[ワシントン 21日 ロイター] – 米国務省は21日、ソーシャルメディア(SNS)禁止を含むパキスタンのインターネット閉鎖を非難し、規制を解除するよう求めた。
インターネット監視団体などは、8日にパキスタンで行われた総選挙で不正があったとの抗議が広がり、インターネットが閉鎖・規制されていると報告している。
米国務省のミラー報道官は「パキスタンにおける表現や結社の自由に対する規制を巡るあらゆる報告を懸念している。SNSを含む全面または部分的な政府のインターネット遮断も含まれる」と述べた。
その上で米政府はパキスタンに対し、表現の自由を尊重し、「あらゆるSNSへのアクセスを回復するよう」求めると述べた。
監視団体「ネットブロックス」は21日、「パキスタンでは、X(旧ツイッター)が選挙不正に関する投稿拡散を受けて17日に規制され、4日以上おおむね規制されている」と報告した。
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