トランプ・ジュニア氏の自宅に「白い粉入り」の封書 脅迫メッセージも

2024/02/29 更新: 2024/02/29

トランプ前米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏のフロリダ州の自宅に26日、正体不明の白い粉が入った封書が届いた。致死性はないとみられるが、当局が詳しく調べている。

トランプ・ジュニア氏の広報担当者がエポックタイムズに語ったところによると、トランプ・ジュニア氏がフロリダ州にある自宅のオフィスで封筒を開けた際に粉が飛び散ったという。当局は粉を検査したが、正体は依然不明だ。

中に入っていた手紙には、トランプ前大統領や子供たちに対する憎悪に満ちたコメントが書かれ、一家の飛行機が「大西洋に墜落する」との表現が含まれていた。

エポックタイムズは連邦捜査局(FBI)に問い合わせたが、本記事掲載前に回答は得られなかった。

白い粉が入った不審な封筒がトランプ・ジュニア氏の自宅に送られたのは今回が2回目。2018年には、ジュニア氏のマンハッタンにある自宅に不審な封筒が送られ、当時の妻、バネッサさんが体調不良を訴えた。後の検査で粉は無害と判明した。

弟のエリック・トランプ氏もまた、2016年3月にヘイトメッセージの手紙と白い粉が入った封筒を受け取った。手紙にはドナルド・トランプ氏が2016年の大統領選から撤退しなければ、子供たちを傷つけると脅迫する内容が記されていたという。

関連特集: アメリカ社会