アジア太平洋地域に対する中国共産党の軍事的圧力が高まるなか、陸海空自衛隊は6月7日から18日にかけて、米軍主導の大規模演習に初めて参加する。同盟国軍との連携を強め、抑止力と対処力を高める。防衛省統合幕僚監部が24日、発表した。
「ヴァリアント・シールド2024」では、日本国内の自衛隊施設や在日米軍施設に加え、日本周辺の海空域やフィリピン周辺海域、グアムなどが主な演習場所となる。陸海空自衛隊と米インド太平洋軍、在日米軍そして他の同志国の部隊も参加する。
統合幕僚監部は演習について、「統合作戦能力及び日米同盟の抑止力・対処力を強化するとともに、同志国とのパートナーシップの拡大を図る」目的だと指摘。自衛隊は演習への参加を通して「同盟国及び同志国とともに即応態勢を強化して、我が国の防衛及び地域の平和と安定に寄与」することができると発表した。
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