28日、台湾の立法院(議会にあたる)では、「総統の権限を制限して議会の権限を強化する」という立法院の改革法案の一部が、多数を占める野党側の賛成多数で可決した。
この日、立法院の外では同法案の撤回を求める大勢の市民が立法院を包囲する形で集結して抗議を行った。これに先立ち、24日夜には立法院周辺などで「10万人以上が参加した」といわれる大規模な抗議集会が開かれたばかりだ。
現場では「韓国瑜(親中派の立法院院長)は辞職しろ」といったスローガンが声高に叫ばれ、「中国共産党による政治干渉に反対」と書かれた風船を飛ばす人の姿も。
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