[ヤクーツク(ロシア) 18日 ロイター] – ロシアの森林管理当局は18日、異常な猛暑で森林火災が悪化し、20地域で222件の火災の消火活動を行っていると明らかにした。
連邦森林局によると、極東のサハ共和国とザバイカル地方で森林火災による非常事態が発令されているほか、ロシア全土で5000人以上が消火活動に当たっている。
ロシアでは近年、森林火災シーズンの被害が一段と深刻になり、数百万ヘクタールの森林が焼失している。専門家は気候変動による気温上昇が原因としている。
地元メディアによると、米テキサス州ほどの面積で深い森林に覆われたサハ共和国では、火災で930ヘクタール超が焼失している。この地域は近年、繰り返し火災に見舞われている。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。