中国が建国75年を迎えた1日、各地で国旗掲揚式が行われていたが、その会場にはゴミが散乱しているとして、話題になっている。
ネット上では「ゴミは「愛国(党)者たちが愛する党に対する置き土産?」といった皮肉が多く寄せられ、笑える話題としても語られているが、現場で始末におわれる清掃員方からしたらたまったもんじゃないだろう。過去にはゴミのほかに「排泄物」も置いてかれる事件まで発生しており、一時話題になっていた。
中国人のゴミ問題については、「今の中国人はマナーが本当になってない、これだから世界じゅうから嫌われるんだ。しかし、ひと昔前はそうでなかった、全ては中国の伝統文化を破壊し、中国人に道徳低下をもたらせた共産党のせいだ」などの嘆きの声もネット上で広がっている。
見物客でごった返した掲揚式会場には、学生の姿も多く見られる。
「国旗掲揚式を見た後の感想文の宿題を学校から出されている」というのだ。
当然、学生がもし「つまらなかった」「落ちてるゴミが気になってしょうがない」といった率直の感想をそのまま書いたら、間違いなく先生から怒られ、成績にも影響するからアウトだ。
(国旗掲揚式会場、北京・天安門広場)
(四川の国旗掲揚式会場)
時には「排泄物」の置き土産も
去年の「中国共産党創立周年記念日(7月1日)」前日、天安門広場で行われた国旗掲揚式では、こっそり排泄物を「置き土産」にしていった人まで現れている。
現場では見物客でごった返したため、その排泄物は多くの人によって踏まれ、「被害」がどこまでも広がっていったのだ。広場じゅうに悪臭漂い、掲揚式での厳かな雰囲気が台無しになったという。この「排泄物事件」の際にも、「誰がやったか知らないが、よくやった!」
「共産党への置き土産にふさわしい」
「これは反共分子があえてその特別な日に実行した『特別排泄作戦』なのかもしれない」
といった歓声も一部華人から上がっていた。
もちろん、排便はちゃんとトイレでしましょう。
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