「フランスの首都パリのシンボル、エッフェル塔で、クリスマスイブの24日午前10:50ごろ(現地時間)、火災が発生した」ーー
と、一部フランスメディアが報じ、火災報道は各国メディアによって転載され、ネット上にもフェイクの火災画像などが拡散されている。
火災報道の後、エッフェル塔の運営会社であるSETEは、「1階と2階の間のエレベーターシャフトの電気系統が故障し、火災警報システムが作動したが危険な状況は起きていない」と声明を出した。
現場では火災報知器が鳴ったため、約1200人の観光客が緊急避難するなど大騒ぎになったが、一時閉鎖後、エッフェル塔は同日午後には入場が再開された。
エッフェル塔では1956年1月に火災が発生しており、修復に1年を要した。
昨年8月にはエッフェル塔で爆弾騒ぎがあり、観光客が避難し施設は数時間にわたって一時閉鎖される事件も起きている。
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