1月29日、米国ワシントンD.C.のレーガン・ナショナル空港付近で、旅客機とヘリコプターが空中衝突し、ポトマック川に墜落 する事故が発生した。救助隊が生存者の捜索を続けている。
アメリカン航空は、事故機には乗客60人と乗員4人が搭乗していた と発表した。現在のところ、死傷者の詳細は明らかになっていない。
ワシントンD.C.警察は、Xで「現時点では死傷者に関する確認情報はない」と発表した。また、別の声明では「ポトマック川での航空機墜落事故を受け、複数の機関が連携して捜索救助活動を実施している」と述べた。
事故の概要
米連邦航空局(FAA) によると、事故は現地時間午後9時ごろ発生。カンザス州ウィチタを出発したPSA航空のアメリカン・イーグル5342便が、レーガン・ワシントン・ナショナル空港の33番滑走路に着陸する際、シコルスキーH-60軍用ヘリコプターと衝突 した。
この事故の影響で、空港のすべての離着陸が一時停止された。
空港当局は午後9時15分頃に「DCAでのすべての離着陸を停止。滑走路での航空機事故に対応するため、緊急要員が出動中。ターミナルは引き続き開いている。詳細が分かり次第、更新する」と発表した。
事故の原因は現在のところ不明で、墜落時の正確な人数も特定されていない。現場には消防艇が派遣され、救助活動が続けられている。
ホワイトハウス・政府関係者の反応
ホワイトハウスのカロライン・レビット報道官はFOXニュースの取材に対し、「ドナルド・トランプ大統領は事故について報告を受けている」と述べた。
トランプ大統領は声明を発表し、「レーガン・ナショナル空港で発生したこの悲劇的な事故について、詳細な報告を受けた。犠牲者の魂が安らかであるように祈る。第一対応者の皆さんの素晴らしい働きに感謝する。状況を注視し、今後の詳細を報告する」 と述べた。
J.D.バンス副大統領 もXに投稿し、「今夜、レーガン空港付近で発生した空中衝突事故に関わった全員の無事を祈ってください。我々は状況を注視しているが、今は最善を願うことが重要だ」 とコメントした。
また、ジェリー・モラン上院議員(カンザス州選出・共和党) はXにて、「カンザス州からの便がDCAでの墜落事故に巻き込まれたとの報告を受けている。関係当局と連絡を取っている。すべての関係者の無事を祈ってほしい」 と述べた。
米連邦航空局(FAA によると、事故機はカンザス州ウィチタを出発したPSA航空のボンバルディアCRJ700型機 で、アメリカン航空5342便として運航されていた。
事故は現地時間午後9時ごろ、レーガン空港の33番滑走路 に接近中の際に発生。相手の航空機はシコルスキーH-60型ヘリコプター で、詳細な運用状況はまだ明らかになっていない。
NHKは、首都ワシントンにある日本大使館の情報を引用し、墜落した旅客機に日本人が搭乗していたかどうかは現時点ではわからず、確認中だということを明らかにしている。
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