神韻芸術団に対する中共の越境迫害を非難=米国務省 

2025/02/10 更新: 2025/02/10

2月7日、米国務省の報道官は神韻芸術団に対する中国共産党(中共)の脅迫を非難し、言論の自由を守るための措置を求めた。6日、英国の議員も議会で、中共による信仰の自由への迫害の深刻さに言及し、制止する必要があると訴えている。

神韻芸術団の世界巡回公演は長年にわたり、中共の妨害や破壊に直面している。法輪大法情報センターは、中共の外交官や関係者が神韻の公演を妨害しようとした130件以上の事例を追跡調査している。

最近、中共による神韻への破壊活動がエスカレートしており、中共のスパイが劇場側あるいは神韻芸術団や法輪功を支持する米国議員に対して、爆弾や暗殺の脅迫を含む数十通の電子メールを送信した。

米国務省の報道官は7日『大紀元時報』に対し、「我々はこのような脅迫行為を非難し、言論の自由の保護を強く求める」と述べ、25年にわたる法輪功への迫害を終わらせるよう中共に訴えかけた。

英国では、ジム・シャノン議員が2月6日の会議で中共の越境迫害の深刻さを指摘し、迫害が中国国外にまで及んでいることに対し懸念を表明し、政府に法輪功学習者と神韻芸術団を保護するよう求めた。

シャノン議員は「中共公安部からリークされた報告書によると、中共政権はスパイネットワーク、ソーシャルメディア、偽情報の拡散、法輪功学習者への嫌がらせを通じて、我々の偉大な英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)を含む世界中で法輪功を『消滅』させようとする試みを強化している」と述べた。

シャノン氏は議会超党派宗教・信仰の自由委員会(APPG FORB)の共同議長でもあり、中共による法輪功への迫害は宗教の自由への攻撃であり、英国の価値観、民主主義、法の支配に対する侮辱でもあると強調した。

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