英国で法輪功学習者が男から暴行受ける ロンドン警察が捜査を開始

2026/03/05 更新: 2026/03/05

米ニューヨーク市クイーンズ区フラッシングで先日、法輪功学習者が男から暴行を受ける事件が発生した。また新唐人の取材によると、2月下旬には英ロンドンに位置する大英博物館前でも、法輪功学習者を狙った暴力事件が起きていた。

ロンドンでの事件は単発の出来事ではない。2月27日には、ニューヨークの中国系住民が多く暮らすフラッシングでも、中国共産党(中共)およびその関連組織からの脱退を支援する「全世界脱党支援センター」の建物前で、男が法輪功学習者に暴行を加える事件が発生した。

同センターは、事件について「中共が法輪功学習者および脱党を支援するボランティアに対して行う新たな越境迫害の一環だ」と指摘している。

オランダ在住の張春平さんは新唐人の取材に対し、2月23日正午過ぎ、ロンドンの大英博物館前で中国人観光客に対して法輪功迫害の真相を伝えていた際、事件が発生したと語った。中国人の女性ツアーガイドから激しく罵倒され、その後観光バスの運転手が張さんが持っていた展示パネルを無理やり奪い取り、携帯電話を投げ捨てたうえで暴行を加えたという。

張さんは当時の状況について、「運転手は片手で私の首を強く締めつけ、もう一方の手で右目を激しく殴った。そして再び私を地面に倒し、両足で私の体をまたいだ状態で、立ち上がれないようにしながら殴り続けた」と語っている。

暴行により、張さんは左手の中指の爪が裂け、顔にはひどいあざと腫れが生じたほか、体の複数か所に打撲を負った。左側の体と首にも強い痛みが残り、一時は正常に歩くことも困難だったという。

ロンドン警察は事件を重く受け止め、刑事事件として正式に捜査を開始。関係者によると、当該の観光バスはアイルランドから来たもので、関与した旅行会社には中国人経営者の背景があるとみられる。

時事評論家の唐浩氏は、「米欧の多くの人々は言語や国情の違いから、法輪功迫害の真相を十分に理解していない。そのため、中国人会社経営者の一方的な説明を信じたり、中共の工作員や中国大使館・領事館から報酬を受けたりして、知らないうちに法輪功学習者への嫌がらせや攻撃に加担してしまうことがある」と指摘する。

さらに「それは結果として、中共による人権迫害や越境迫害に加担することになる」と警鐘を鳴らした。

全世界脱党支援センターの汪志遠代表は、イギリス警察が刑事事件として立件したことについて「自由社会、特にイギリス社会の法治を示すものだ」と評価したうえで、「信仰の自由を守ることは、人類一人ひとりの責任である」と語り、警察の対応に謝意を示した。

中国では1999年7月以降、中共政権が法輪功に対する迫害を開始し、現在まで続いている。残酷な迫害が続く中、法輪功学習者は平和的かつ理性的な方法で迫害の真相を訴え続けている。

新唐人
関連特集: 国際