18日の東京株式市場で日経平均株価は一時600円以上値上がりし、投資家心理の改善が見られた。これは、前日のアメリカ市場で主要株価指数が揃って上昇したことを受けた動きである。
背景には、17日に発表されたアメリカの2月の個人消費動向を示す指標がある。この指標により、景気後退への懸念がいくらか和らいだと市場は判断し、ニューヨークダウやナスダックなど主要株価指数が大幅に上昇した。
この流れを受けて東京市場でも買い注文が広がり、ほぼ全面高の展開となった。日経平均株価は取引開始直後から急速に値を上げ、一時600円以上の値上がりを記録した。特にハイテク株や輸出関連株が指数を押し上げる形となった。
市場関係者によれば、アメリカ市場での消費指標に基づく楽観的な見方が日本市場にも波及したことが今回の上昇要因とされている。
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