アメリカの実業家イーロン・マスク氏は6日、自民党の高市早苗新総裁に関する投稿に反応を示した。
5日、過去に撮影された高市新総裁がバイクにまたがる写真と、アニメ『エヴァンゲリオン』のキャラクター・葛城ミサトを重ねた画像がX(旧Twitter)上に投稿されると、マスク氏はこれに炎の絵文字を2つ添えて返信した。
絵文字の意味は明確ではないが、高市氏の新総裁就任を称える、あるいは応援する意図があるとみられる。
マスク氏と高市氏には、発言や姿勢の上でいくつかの共通点が見られる。
マスク氏は、宇宙開発やAI、通信分野を主導するアメリカの実業家であり、政府規制や国際的統制に対し「過度な干渉は自由な発展を阻む」と繰り返し批判してきた。一方、高市氏も「経済安全保障」や「技術の国産化」を掲げ、日本の主権と独立を守る姿勢を明確にしている。両者は、外部からの圧力に左右されない自立志向という点で共通している。
また、マスク氏は先月、日本で行われた反移民デモの動画に対し、X上で「Good」とコメント。動画は大阪で撮影されたもので、参加者が「不法移民の国外退去を求める」横断幕を掲げて行進する様子が映されていた。
高市氏もまた、国内の治安維持や社会秩序の安定を重視し、急激な移民受け入れに慎重な立場を取っている。マスク氏の発言と高市氏の政策姿勢は、いずれも国家の自立や社会の安定を重んじる方向で共鳴しているとみられる。
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