高市早苗氏を内閣総理大臣とする新内閣が10月21日に発足し、その閣僚名簿が公表された。

高市新首相は、経験豊富なベテランから中堅・若手までを登用し、政権基盤の強化と政策実行力を重視した布陣を敷いたとみられる。

内閣官房長官には、衆議院議員の木原稔氏が就任した。木原氏は沖縄基地負担軽減、拉致問題などを担当し、政権の要として高市首相を支える。

外交・安全保障分野では、自民党総裁選で共に戦った二人、茂木敏充氏（衆議院）を外務大臣に、小泉進次郎氏（衆議院）を防衛大臣に起用した。

財務大臣と内閣府特命担当大臣（金融）を兼任するのは、参議院議員の片山さつき氏で、租税特別措置や補助金見直しといった財政改革の重要課題を担うことになった。

閣僚、内閣総理大臣補佐官は以下の通り。

高市内閣 閣僚名簿

内閣総理大臣

高市 早苗（たかいち さなえ）衆議院　64歳　

総務大臣

林 芳正（はやし よしまさ）　衆議院　64歳　前官房長官

法務大臣

平口 洋（ひらぐち ひろし）　衆議院　77歳　元法務副大臣

外務大臣

茂木 敏充（もてぎ としみつ）　衆議院　70歳　元外務大臣

財務大臣、内閣府特命担当大臣（金融）、租税特別措置・補助金見直し担当

 片山 さつき（かたやま さつき）　参議院　66歳　元国務大臣

文部科学大臣

松本 洋平（まつもと ようへい）　衆議院　52歳　元経産副大臣

厚生労働大臣

上野 賢一郎（うえの けんいちろう）　衆議院　60歳　元財務副大臣

農林水産大臣

鈴木 憲和（すずき のりかず）　衆議院　43歳　前復興副大臣

経済産業大臣、原子力経済被害担当、ＧＸ実行推進担当、産業競争力担当、国際博覧会担当、内閣府特命担当大臣（原子力損害賠償・廃炉等支援機構）

赤澤 亮正（あかざわ りょうせい）　衆議院　64歳　前経済財政担当大臣

国土交通大臣、水循環政策担当、国際園芸博覧会担当

金子 恭之（かねこ やすし）　衆議院　64歳　元総務大臣

環境大臣、内閣府特命担当大臣（原子力防災）

石原 宏高（いしはら ひろたか）　衆議院　61歳　元内閣府副大臣

防衛大臣

小泉 進次郎（こいずみ しんじろう）　衆議院　44歳　前農林水産大臣

内閣官房長官、沖縄基地負担軽減担当、拉致問題担当

木原 稔（きはら みのる）　衆議院　56歳　元防衛大臣

デジタル大臣、デジタル行財政改革担当、行政改革担当、国家公務員制度担当、サイバー安全保障担当、内閣府特命担当大臣（サイバー安全保障）

松本 尚（まつもと ひさし）　衆議院　63歳　前外務大臣政務官

復興大臣、福島原発事故再生総括担当、防災庁設置準備担当、国土強靱化担当

牧野 たかお（まきの たかお）　参議院　66歳　元国交副大臣

国家公安委員会委員長、領土問題担当、内閣府特命担当大臣（防災　海洋政策）

あかま 二郎（あかま じろう）　衆議院　57歳　元内閣府副大臣

内閣府特命担当大臣（沖縄及び北方対策　消費者及び食品安全　こども政策　少子化対策　若者活躍　男女共同参画　地方創生　アイヌ施策　共生・共助）、女性活躍担当、共生社会担当、地域未来戦略担当

黄川田 仁志（きかわだ ひとし）　衆議院　55歳　元内閣府副大臣

日本成長戦略担当、賃上げ環境整備担当、スタートアップ担当、全世代型社会保障改革担当、感染症危機管理担当、内閣府特命担当大臣（経済財政政策　規制改革）

城内 実（きうち みのる）　衆議院　60歳　前経済安保大臣

経済安全保障担当、外国人との秩序ある共生社会推進担当、内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略　知的財産戦略　科学技術政策　宇宙政策　人工知能戦略　経済安全保障）

小野田 紀美（おのだ きみ）　参議院　42歳　元防衛大臣政務官

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内閣官房副長官

尾﨑　正直（おざき　まさなお） 衆議院

内閣官房副長官

佐藤　啓（さとう　けい） 参議院

内閣官房副長官

露木　康浩（つゆき　やすひろ） 

内閣法制局長官

岩尾　信行（いわお　のぶゆき）

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高市内閣 内閣総理大臣補佐官名簿

内閣総理大臣補佐官（国家安全保障に関する重要政策及び核軍縮・不拡散問題担当）

尾上　定正（おうえ　さだまさ） 

内閣総理大臣補佐官（地域未来戦略担当）

井上　貴博（いのうえ　たかひろ） 衆議院

内閣総理大臣補佐官（連立合意政策推進担当）

遠藤　敬（えんどう　たかし） 衆議院

内閣総理大臣補佐官（外国人政策担当）

松島　みどり（まつしま　みどり） 衆議院

内閣総理大臣補佐官（国土強靱化及び復興等の社会資本整備並びに科学技術イノベーション政策その他特命事項担当）

宇野　善昌（うの　よしまさ）