木原稔官房長官は26日の記者会見で、イタリアのメローニ首相の来日について「調整中である」と述べ、来年1月の訪日が見込まれていることを明らかにした。
メローニ氏は23日、主要20か国・地域首脳会議(G20サミット)で訪れた南アフリカ・ヨハネスブルクで、来年1月に日本を訪れる意向を示していた。来年は日伊国交樹立160周年の節目にあたり、高市早苗首相との首脳会談が調整されている。
両氏は、いずれも自国で初の女性首相となった点や、保守的な政治姿勢を掲げる点に共通性がある。G20サミットの場では、両首脳が笑顔で抱擁を交わす様子が話題となっている。
サミット後、メローニ氏は自身のSNS「X(旧Twitter)」に「G20で日本の高市早苗首相に初めてお会いできて光栄です。イタリアと日本をつなぐ友情の精神を新たにすることができ、大変うれしく思います」と投稿。
これに対し、高市氏も26日「G20の機会にメローニ首相に初めてお会いでき、大変うれしく思います。メローニ首相と手を取り合いながら、日本とイタリアの緊密な関係をさらに深めていきたい」とリポストした。
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