トランプ氏、ネタニヤフ首相と会談 イランの核計画再開に警告

2025/12/30 更新: 2025/12/30

トランプ米大統領:「諸君が想像する通り、我々は非常に困難な問題をいくつか抱えている。ネタニヤフ首相はおそらく、何が困難な問題であるかを世界中の誰よりも理解しているだろうが、事態は良い方向に向かっている」

トランプ氏は、強硬な経済・外交手段によって、紛争の当事者に譲歩を迫ることが可能だとの考えを示した。

トランプ米大統領:「私は200%の関税を課した。すると翌日、彼らから電話がかかってきた。見ての通り、35年にわたる(インドとパキスタンの)紛争が、このようにして止まったのだ」

ネタニヤフ首相側は、イランがイスラエルを攻撃可能な長距離ミサイル能力を回復させているのではないかという点に懸念を示している。

イラン問題のほか、ガザの停戦プロセスも同様に注目を集めている。米国が仲介したイスラエル・ハマス間の停戦合意は現在おおむね維持されているが、第2段階の交渉進展は遅れており、互いに合意違反だと非難している。また、米国、イスラエル、アラブ諸国の間でも路線対立が生じている。

トランプ米大統領:「ハマスは武装解除しなければならない。これは我々の会談における重点の一つだ」

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