札幌市で、中国籍の夫婦が新型コロナウイルス対策の補助金を不正に受給した疑いで逮捕された。
読売新聞が2月4日に報じたところによると、北海道警察外事課は3日、貿易会社「和楊德信」の社長、曹雪峰容疑者と、妻で同社社員の楊春風容疑者を詐欺の疑いで逮捕した。2人は札幌市北区に住んでいる。
警察によると、2人は2020年8月25日から12月21日にかけ、虚偽の賃貸借契約を用いて、新型コロナ対策として政府が支給していた家賃支援給付金約334万円を不正に受給した疑いが持たれている。北海道警は2024年2月から、補助金詐欺に関与した人物について捜査を進めていた。
同社は、エゾシカの油脂や皮革などを原料としたシャンプー、コンディショナー、ボディーソープなどのホテル向けアメニティ用品を開発、販売していた。
別のメディアの報道によると、警察は曹雪峰と楊春風が共謀し、札幌市北区の倉庫と小樽市内の店舗を対象に補助金を申請していたとみている。しかし、2020年3月31日時点で、これらの物件の一部はすでに賃貸契約が終了しており、別の物件については契約自体が締結されていなかった。にもかかわらず、2人は当時有効な賃貸関係が存在していたかのように書類を偽造し、申請していたという。
警察は2024年5月、別の事件を捜査する過程で本件に関する手掛かりを入手し、2025年2月に2人の自宅と札幌市北区にある事務所を捜索した。
警察は、捜査上の理由から、2人が容疑を認めているかどうかや供述内容については明らかにしていない。現在、犯行の動機や、ほかの犯罪への関与の有無について慎重に調べを進めているという。
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