中国共産党がドローンで薬剤無償散布 蜜蜂大量死

2026/03/21 更新: 2026/03/21

中国共産党(中共)の各地当局が、ドローンを用いて菜の花畑などの農地に「無料の薬剤散布」を行っている。これが農作物の減産や枯死を招いているほか、蜜蜂の大量死や、行き場を失った群れが住宅街や工場に異常集結する事態を引き起こしている。民間からは怨嗟の声が噴出している。

昨年以来、各地のネットユーザーが、深夜にドローンが都市や農村で正体不明の薬物を密かに散布している様子を撮影してきた。先日、中共の中央テレビ(CCTV)が、当局が農家の菜の花に「無償」で「農薬を散布」していると宣伝したところ、ネット上では批判が殺到した。

世論は、中共を「天に背き地に背く」「大自然を害するだけだ」と批判している。開花期の薬剤散布は受粉を担う蜜蜂を死滅させ、菜の花の減産を招くだけでなく、他の農作物の生存も脅かすことになる。

その後、ネット上にはドローンによる無差別な農薬散布の悪影響を示す動画が多数投稿された。ある者は、自身の麦の苗が散布から数日後に枯死したと暴露した。またある者は、栽培していた「無農薬野菜」に農薬をまかれ、すべて台無しになったとして賠償を申請中だと訴えている。

複数の養蜂家が公開した動画では、蜜蜂が大量死している様子が映し出されている。湖南省常徳市の養蜂家が権利を守るために動画を投稿し、当局に損失補償を求めたところ、動画を削除するよう何度も脅迫を受けたという。

さらに、山野に充満する農薬を避けるためか、大量の蜜蜂が工場や住宅団地に飛び込み、さらには民家の中にまで侵入している様子も多くのユーザーによって撮影されている。住民たちは蜂の群れに襲われるのではないかと戦々恐々としている。

その一方で、蜜蜂がこの難局を乗り越えられるよう、餌を調合して与える心優しい住民の姿も見られた。

陳鎮錦
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