戦争の次の一手を検討 トランプ氏がイランに6つの要求を提示

2026/03/24 更新: 2026/03/24

中東戦争が依然として続く中、一部メディアは、トランプ政権が和平交渉の枠組みを策定しており、その中にはイランに求める6つの保証が含まれていると報じている。一方、イランはホルムズ海峡の通行を条件付きで引き続き制限しており、国際原油価格は上昇し続けている。

米国とイスラエルによるイランへの軍事作戦は4週目に突入したが、Axiosの報道によると、トランプ米大統領は次の段階となる戦争の終結とそれに続く交渉の計画に着手している。

米政府高官や事情に詳しい関係者によると、トランプ政権はイランに対し、5年以内にミサイル計画の開発を行わないこと、ウラン濃縮活動を停止すること、ナタンズ、 イスファハンおよびフォルドーの核施設の閉鎖、核技術に対する厳格な外部監視の実施、地域諸国との間でミサイル保有数を1千発に制限する条約の締結、そしてヒズボラ、フーシ派、ハマスなどのテロ組織への資金提供の停止が含まれる。

現在、米国とイランの間には直接対話はないが、エジプト、カタール、英国といった第三国を通じて伝えられた情報によると、イランは交渉に意欲を示しているものの、その条件は強硬である。

イラン側は、即時停戦、将来的な攻撃を行わないことの保証、および戦争による経済的賠償を求めている。

分析によると、米国とイランの交渉における課題は、誰と交渉するか、そして誰が仲介役を務めるかにある。

米国当局者は、イランのアッバース・アラグチ外相がこれまでメッセージの受け渡し窓口となってきたが、決定権は持っていないと指摘している。米国は依然として、イランで実際に権力を握る意思決定者を探しており、接触を図っている。

また、米国側はカタールに交渉の仲介役を務めてほしいと望んでいるが、カタールは裏方での支援にとどまる意向であるとの情報もある。

現在、ホルムズ海峡の航行が妨げられており、これまでに世界全体の原油供給が約4億4千万バレル減少している。

3月22日、ブレント原油価格は1バレルあたり112.19ドルまで上昇し、過去4年ぶりの高値を記録した。WTI原油のブレント原油に対するディスカウント幅は11年ぶりの高水準に拡大しており、世界市場が米国市場に比べてより緊張していることを示しており、中東の紛争は引き続き国際原油価格を押し上げることになるだろう。

関連特集: アメリカ政治