国際指標であるブレント原油は月曜日、1バレル約115ドルで取引されており、2月下旬のイラン戦争開始時から約60パーセント上昇している。
マルコ・ルビオ国務長官は30日、イランがホルムズ海峡を封鎖したり石油タンカーに通行料を課したりする可能性に対処するための選択肢をトランプ政権は有していると述べた。
ドナルド・トランプ大統領は30日朝、イランが同海峡を開放する動きを見せなければ、米軍がイランのエネルギーインフラを破壊する可能性があるとテヘランに警告した。ただし同時に、両国間の協議は継続中であり、進展もあったと強調した。
ルビオ国務長官は30日朝、ABCニュースに対し、イランに言及しつつ次のように語った。
「今やイラン側は、ホルムズ海峡を恒久的に支配し、通行料徴収制度などを設けると脅しをかけている」
「そのようなことは許されない。大統領はそれを阻止するために、望めば行使しうる多くの選択肢を持っている」
ルビオ国務長官はトランプが海峡の安全確保のためにどのような行動を取りうるかについては詳述せず、この件に関しては発言できないとした。
ルビオ国務長官はまた次のように述べた。
「イランは、ホルムズ海峡に恒久的な制度を設け、誰が国際水路を通過できるかを自ら決定すると脅している」
「そのようなことは決して許されない。なお、世界の他の国々もこの点に留意すべきだ」
2月下旬の紛争開始以降、イランは同水路を事実上閉鎖しており、一部の商船が攻撃を受けている。原油価格は急騰し、世界的なエネルギー危機への懸念が高まっている。
国際指標であるブレント原油は30日、約115ドルで取引されており、戦争開始時から約60パーセント上昇した。全米自動車協会(AAA)によると、30日時点でレギュラーガソリンの全国平均価格は1ガロンあたり3.99ドルとなり、開戦以降1ドル以上値上がりしている。
ルビオ国務長官は「メッセージが双方向でやり取りされており、仲介者を通じたものも含め、いくつかの対話が行われている。トランプ大統領は常にそうした方法を好む」と述べ、トランプ大統領がこうした状況を外交的に処理することを好んでいるとし、交渉の進展状況を説明した。ただし、政権が接触したイラン側当局者の名前は明かせないとした。
ルビオ国務長官はABCに対し、トランプ政権はイラン政府内に戦争終結に向けた解決策を交渉すべきか否かをめぐり異なる声が存在することを認識しているとし「その人物が誰であるかは明かさない。明かせば、イラン国内の別の集団との間でその人物が問題を抱えることになりかねないからだ。イラン国内では内部的な亀裂が生じている」と述べ、反対意見を持つ人物の特定は、彼らを危険にさらすことになるとして拒否した。
こうした発言は、イラン外務省のエスマイル・バガエイ報道官が最近の記者会見で、米国が提示した15項目の停戦提案に対し、「過剰な」要求が含まれていると反発したことを受けたものである。同報道官はまた、米政府とイラン政府の間で直接交渉は行われていないと付け加えた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。