米通商代表部のグリア代表は、イラン戦争が続く中でも、トランプ米大統領と中国共産党(中共)の習近平党首による首脳会談の準備は、計画通り進められているとの認識を示した。
グリア氏は3月31日、ブルームバーグのインタビューに応じ、米政府内および中共側の関係者のいずれからも、イラン情勢を理由に首脳会談がさらに延期されるとの情報は出ていないと述べた。
ホワイトハウスは先週、トランプ氏と習近平が5月14日から15日にかけて北京で首脳会談を行うと発表した。会談は当初3月末に予定されていたが、その後延期された。トランプ氏がワシントンにとどまり、イラン情勢への対応を優先したため、会談は先送りされた。
グリア氏は、中共側も米国側も安定を望んでいると述べ、今後も前向きな協議を進める余地があり、米中関係は今後1年、おおむね安定して推移する可能性があるとの見方を示した。
また、今月初めには、グリア氏やベッセント米財務長官らが中共側の当局者と会談し、首脳会談に向けた事前調整を進めたことも明らかにした。
会談前に追加の高官協議が行われるかについては、現時点で新たな高官協議を開く必要性は大きくないと説明した。その理由として、パリで行われた高官協議において、首脳会談で目指す成果について大筋で一致していることを挙げた。現在は双方の実務レベルが定期的に連絡を取り合い、準備を進めているという。
一方、ホワイトハウスのレビット報道官は前日、首脳会談に先立ち、双方の当局者が再び会合を開く可能性に言及した。
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