中国 採用は狭き門に

中国で工場停止相次ぐ 都市に仕事のない人あふれる

2026/04/06 更新: 2026/04/06

仕事を見つけられない人が増えている。

2026年3月、飲料大手の「娃哈哈(ワハハ)」は工場の約7割の生産ラインを停止した。また、半導体大手「鎧俠(カイシャ)」も一部で生産停止を通知した。製造業の動きが鈍っている。

人材仲介業者によると、都市には仕事を求めて来たものの、働けずに滞留する人が増えているという。

現在は求職者の数が求人を大きく上回っている。
工場では50人の募集に対し、500人が集まるケースもある。

採用の選別も厳しくなっている。
作業スピードや体力テストに加え、見た目や体型などで落とされることもある。

さらに、高収入をうたって人を集め、手数料を取った後に低賃金の仕事を紹介する悪質な仲介も問題になっている。

仕事が見つからない人の中には、日雇いで生活したり、橋の下で寝泊まりする。
深圳(広東省)では、仕事に就けない人たちが橋の下に集まり、30人以上が寝泊まりする状況を確認。

工場は人手を選び、街には働きたい人があふれている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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