米中会談前 イランの港湾が封鎖 中共に残された2つの道

2026/04/24 更新: 2026/04/24

米軍がイランの港湾を封鎖し、イランの財政は崩壊寸前に追い込まれ、中共への石油輸送も不可能となっている。これに対し、中共はいかなる動きに出るのか。米国の著名な社会科学者マイルズ・ユー(余茂春)氏に取材した。

記者はユー氏に「中共はイラン原油の最大の買い手だが、トランプ大統領がイランの港湾を封鎖した。中共が損失を軽減するためにどのような措置を取るか」と質問した。

米国のマイルズ・ユー氏は「中共には二つの選択肢があると考えられる。イラン革命防衛隊への武器供与を続けて事態を引き延ばすか、あるいは武器輸送をこれ以上行わず、革命防衛隊に圧力をかけて交渉のテーブルに戻らせるかだ。エネルギー危機の下では、中共は後者を選ばざるを得なくなると考えられる。この紛争を引き延ばし続けることが自分たちにとって何らかの利益になるとは、もはや見通せないだろう」と述べた。

記者は「50%の関税は中国共産党を抑止できると思うか」と問うと、ユー氏は次のように答えた。

「まず明確にしておくべき点がある。現在、米国が中国製品に課している関税はおよそ30%だ。中共の報復関税はおよそ10%だ。したがって50%は大幅な引き上げであり、中国経済をさらに後退させるだろう。では、これが実際に中共の行動を変えられるか。私は変えられると考える。これは明らかに一つの切り札であり、トランプ氏は過去にこの切り札を中共に対して有効に使ってきた。カナダとメキシコの製造拠点からフェンタニルおよびフェンタニル前駆体を供給することを減少させ、米国産大豆を大量購入させ、ボーイングの航空機も大量に発注させた実績がある。中共は一貫して米国に対して融和的な姿勢を示そうとしている。なぜなら彼らが相手にしているのは、笑顔を見せながら鉄腕で迫るトランプ氏だからだ。中共はそのことを今、理解している」

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