中国 中国ネット恒例 首脳会談より身長に注目

「また背が伸びた?」 習近平の「身長ミステリー」再び話題に

2026/05/15 更新: 2026/05/15

本来、「伸縮自在(しんしゅくじざい)」とは、「自由に伸びたり縮んだりできる」という意味の四字熟語で、転じて「状況に応じて柔軟に対応できる」「思い通りに変化できる」といった場面で使われる言葉である。

だが中国ネットでは近年、この言葉を見るだけで、「隣に立つ相手によって身長が変わる」とネタにされ続ける習近平を連想する人が続出。

いまや政治風刺ワードのように定着しており、「そのうち検閲対象になるのでは」と本気で心配する声が絶えない。

そして今回の米中首脳会談でも、その「伸縮自在」が再びネットを騒がせた。

公開情報によれば、習近平の身長は178センチ、トランプ氏は190センチとされる。

ところが歓迎式典で並ぶ映像を見ると、両者の身長差はほとんど感じられず、「角度によっては習の方が高く見える」との声まで相次ぎ、話題になった。

SNSでは「また身長が伸びたのか」「1か月で10センチ以上伸びるのはすごい」など皮肉交じりの投稿が拡散。一部では「シークレットシューズ疑惑」まで飛び交った。

習の「伸縮自在」ぶりは、これまでもたびたび話題になってきた。今回もまた、中国ネット恒例の「身長検証」が始まった形だ。

2025年10月に韓国・釜山で行われたトランプ氏との会談でも、ほとんど同じ身長に見えたほか、今年4月に台湾国民党の鄭麗文主席(身長178センチとされる)と会談した際にも、ネット上では「ほとんど差がないように見える」と指摘されていた。

さらに、2015年と2024年に撮影された台湾の馬英九元総統とのツーショット写真を比較しても、「習のほうが以前よりかなり高く見える」と指摘する声が出ている。

近年、中国ネットでは、習近平が外国首脳と並ぶたびに「今回は何センチ差なのか」を検証する話題が恒例化している。首脳会談のたびに繰り返される習の「身長ミステリー」は、いまや外交ニュースの裏名物である。

そして「伸縮自在」という四字熟語もまた、中国ネットで静かに「危険ワード化」しつつある。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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