トランプ米大統領 くら寿司USA株を取得 公的開示で判明

2026/05/19 更新: 2026/05/19

トランプ米大統領が、日本の回転寿司チェーン「くら寿司」の米国子会社である「Kura Sushi USA」の株式を2026年第1四半期に購入していたことが明らかになった。ブルームバーグの報道などが報道した。

報告書によると、取得日は2月2日。購入額は米国の資産開示制度に基づき100万〜500万ドル(約1億5900万〜約7億9500万円)のレンジで記載されている。大統領個人による比較的大規模な投資案件とみられる。

同じ報告書では、日本関連投資として米上場の日本株ETF「iShares MSCI Japan ETF」も3月に購入していたことが開示されており、日本市場への投資姿勢がうかがえる。

Kura Sushi USAは、くら寿司ホールディングスの米国子会社で、ナスダック市場に上場している。米国内で回転寿司チェーンを展開しており、日本食需要の高まりを背景に事業を拡大してきた。親会社のくら寿司ホールディングスは議決権ベースで約67%を保有している。

この報道を受け、5月18日の東京市場ではくら寿司ホールディングス株が一時前日比5.4%高まで上昇した。市場では「米大統領による日本関連銘柄への投資」として注目を集めた。

一方で、米国内では大統領による個別株取引の是非も改めて議論されている。トランプ氏側は、資産は第三者金融機関が独立して運用していると説明しているが、公職者の株式保有を巡る透明性や利益相反を疑問視する声もあがっている。

エポックタイムズの記者。東京を拠点に活動。政治、経済、社会を担当。他メディアが報道しない重要な情報を伝えます
関連特集: 社会