中国共産党(中共)当局による宗教信仰への弾圧が続いている。6月14日、中国四川省のキリスト教家庭教会が、礼拝中に大勢の警察による強制捜査を受け、複数の教徒や子どもが連行された。
国際人権団体「中国人権」は同日、SNSへの投稿で今回の事案を明らかにし、中共による宗教弾圧の実態を伝えた。
同日午前11時ごろ、四川省のキリスト教家庭教会「秋雨聖約教会」が礼拝を行っていたところ、約50~60人の警察官が突然踏み込んだ。警察は大声で罵倒し、教徒らに集会を中止するよう威嚇したという。
警察は教徒全員の個人情報を収集した後、バスや複数のパトカーを動員し、教会長老の晏鴻氏、呉五清氏ら複数の教徒を連行した。子どもも連行された。
秋雨聖約教会が当局の摘発を受けるのは、今年に入って2回目である。1月には少なくとも6人が刑事拘留された。
同教会の牧師である王怡氏は2019年、「国家政権転覆扇動罪」および「違法経営罪」の罪名で懲役9年の判決を受けている。
キリスト教団体は、当局による統制が明らかに強まっており、教徒の拘束・逮捕事案が増加していると指摘した。その上で、中共当局に対し、拘束された教徒らを速やかかつ安全に釈放するよう求めた。
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