G7最終日 トランプ氏 イラン合意と米国への影響に言及

2026/06/19 更新: 2026/06/19

フランスで開かれているG7サミットは最終日を迎えた。トランプ米大統領は会場に到着した際、「私がボスだ」と冗談を交え、硬い雰囲気を和らげた。会議後には、エジプトやインドの首脳と個別に会談し、イランとの協議について記者会見を行った。NTDのホワイトハウス特派員、大津マリーが、この協議が米国に与える影響について質問した。

トランプ氏は会場に入る際、「私がボスだ」と発言した。この一言で会場の雰囲気は和らぎ、各国首脳からも笑顔が見られた。

会議後の記者会見で、トランプ氏はイランと交わした覚書について改めて説明した。イランは核兵器を開発しないこと、また海峡を開放することを約束したという。

大津記者は会見で、「原油価格は現在、大きく下落している。この合意は今後、米国のエネルギー価格や米国経済の長期的な動向にどのような影響を与えるとお考えですか」と質問した。

トランプ氏は、「まず、『大きく下落』という言葉を使ってくれたことに感謝する。まさに今起きていることだ。原油価格は大きく下落しており、今後もさらに下がるだろう。原油価格が下がれば、あらゆるものがエネルギーコストの低下に連動する。最終的に、米国は世界で最も低いエネルギーコストを実現することになる」と述べた。

また、トランプ氏は同日、インドのモディ首相とも会談した。「モディ首相とは非常に有意義な協議を行った。現在、貿易協定の締結に向けて取り組んでいる。米印間では多くの協力が進んでおり、さまざまな動きがある」と語った。

米国とインドの防衛関係について問われた際、トランプ氏はもし誰かが彼、つまりモディ氏を攻撃すれば、我々は直ちに支援に向かう。指導者が代われば分からないが、インドが攻撃され、その時の指導者がモディ氏であれば、我々は支援する」と述べた。

モディ氏はまた、先日米軍が航行禁止措置に違反した船舶を空爆した際、インド人船員3人が死亡したことにも触れた。

トランプ氏は「我々はこれらの(犠牲となった)人々すべてを大切に思っている。彼らは素晴らしい人々だった」と述べた。

トランプ氏はさらに、ロシア・ウクライナ戦争の仲介についても言及し、解決は容易ではないとの見方を示した。「彼らは互いに好意を持っていない。それが事態をより難しくしている。ただ、私はゼレンスキー大統領、そしてプーチン大統領と、それぞれ2回、良い対話を行った」と話した。

このほか、トランプ氏はエジプトのシシ大統領とも会談し、貿易やナイル川をめぐる問題などについて協議した。米国はエジプトによる小規模ダムの建設を支援する方針だという。

シシ氏は「トランプ大統領に対する敬意は、言葉では言い尽くせない。エジプトが直面しているダム問題の難しさを理解してくださったことに感謝する」

 

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