ラオスで日本人9人拘束 特殊詐欺関与か 拠点から偽の警察手帳も

2026/06/24 更新: 2026/06/24

ラオス北部シェンクワン県で、特殊詐欺グループの拠点の建物が摘発され、日本人の男女9人を含む外国人17人が現地当局に拘束されたことが分かった。ラオス警察当局が22日に発表した。

現地当局によると、警察は6月17日、シェンクワン県にある特殊詐欺拠点の建物を捜索し、外国人17人を拘束した。このうち9人が日本人だった。

拠点からは、スマートフォンやパソコンなど多数のデバイスを押収したほか、「警視庁」と書かれた偽の警察手帳のようなものも見つかった。こうした押収品から、グループが警察官を装い、日本人を標的にした特殊詐欺を行っていた可能性がある。

日本人の拘束を受け、現地の日本大使館は事実関係を確認している。

東南アジアでは近年、特殊詐欺やオンライン詐欺の拠点が相次いで摘発されている。カンボジアやミャンマー、タイ周辺などでは、日本人を含む外国人が詐欺グループに関与した疑いで拘束される事例も目立っており、犯罪拠点が各国に分散している実態が浮かび上がっている。

ラオスで日本人が特殊詐欺グループの関係者として拘束されるのは初めて。捜査当局は、押収した電子機器の解析を進め、グループの規模や指示系統、被害の広がりについて調べる方針だ。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。
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