ダブル台風接近で欠航相次ぎ 約1万7000人に影響 大雨にも警戒

2026/06/26 更新: 2026/06/26

台風7号と台風8号が相次いで日本に接近し、航空便や交通網、企業の生産活動に影響が広がっている。6月26日、JALと全日空は国内線あわせて122便を欠航し、1万5千人を超える乗客に影響が出た。

JALは、沖縄や鹿児島などを発着する70便を欠航し、約4490人に影響が出たと発表した。全日空も沖縄発着便など52便を欠航し、約1万570人に影響が及んだ。両社は利用客に対し、最新の運航情報を確認するよう呼びかけている。

航空便の欠航に加え、台風に伴う大雨により、交通網にも混乱が広がる恐れがある。共同通信によると、道路の通行止めで物流に支障が出ているため、トヨタ自動車は九州の工場で生産を一時停止した。日産自動車も、状況に応じて一部生産ラインの稼働を停止する方針を示している。

27日は台風8号が朝から昼前にかけて関東甲信にかなり接近し、その後、夕方から夜遅くにかけては台風7号が関東甲信に近づく見込みだ。

関東甲信では、台風の接近前から本州の南岸に停滞する前線の影響で大雨となる所がある。気象庁は、27日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫、暴風、うねりを伴う高波に警戒するよう呼びかけている

また、日米共同訓練で予定されていた陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイによる宮古島への初飛行も、台風の接近を受けて中止されたという。

台風7号と台風8号が近い距離で進む場合、互いの動きに影響を及ぼす「藤原の効果」が生じる可能性もある。進路や勢力の予測が難しくなる恐れがあり、今後の気象情報に注意が必要だ。

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